メイン | 2004年09月 »

2004年08月03日

展覧会「建築家の流儀」

NAISミュージアムで開かれている展覧会を見てきました。
サブタイトルに「中村好文 仕事の周辺」とあるように、建築家中村好文さんについての展覧会です。
まず驚いたのは、文庫版120頁あまりの「建築家の流儀 ハンドブック」を渡されたこと。展示品にふられた番号に沿って、中村さん自身が説明を書いているもの。入場料500円で、ですよ!偉いなぁ。

住宅の模型、インテリアのモデル、家具の実物、中村さんが撮られた写真、仕事場で使っているモノたち、スタッフとのビデオ。そして設計図、これは素人の私には猫に小判ですが、勉強してる方にはさぞかしのもの。
住むための家、使うための家具。こまやかな、人にそった考え方がよくわかる内容でした。

私は、最近までこの方を知らなかったのがとても残念で、早速帰りにショップで「芸術新潮」の2002年12月号(特集が中村好文と考える意中の家具)を買ってきました。
ほかに
「住宅巡礼」「続・住宅巡礼」「住宅読本」(以上 新潮社)
「普請の顛末」(共著)(岩波書店)
「普段着の住宅術」(王国社)
などの著書も欲しかったけど、重いのでネットで買おうなどと横着。

グッズもちゃんとあって、その中の建築家の顔の缶バッジ(1個300円)、迷って買わなかったのが口惜しく、もう一度行こうかと思ってます。
8月10日まで。新橋から3分ぐらい。
隣が旧新橋停車場でレストラン「グランカフェ新橋ミクニ」。
NAISミュージアムのある松下電工本社ビルとこの古い建物との対比も面白く、また1500円のビュッフェ・ランチも魅力。
暑い中行ってよかったと思う一日でした。

「グランカフェ新橋ミクニ」のビュッフェ・ランチは、通常1890円で、13時過ぎると1500円なのだそうです。
訂正します。

投稿者 蒼木そら : 01:01 | トラックバック