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2010年07月07日

ドラマ「あひるの学校」

  気になっていたドラマの名前が判明した。
  手がかりは、頑固でシニカルでユーモラスな芦田伸介、脚本に倉本聡の名があった気がする、その2点。今夜突然「あひる飛びなさい」というタイトルが閃いた。そのことを考えていたわけではまったくないのに、ほんとに突然。

  検索すると、そのタイトルは阿川弘之の小説で、ドラマ化されて「あひるの学校」とわかった。父(芦田伸介)と3人の娘の話だったらしい。
  NHKで1968年10月から69年9月まで放送されたとか。これだけ古いと映像は残っていないのだろうか。
  教えてくれた「テレビドラマデータベース」に「DVD化を希望する」と投票しておいた。17人目だった。

投稿者 きさら先 : 01:39

2010年07月06日

プリンタ e-tax

  キャノンのプリンタが数ヶ月前から不調だった。正規のインクを入れているのに「認識できません。交換してください」とメッセージが出る。インクを押し込みなおしては、なんとか印刷していたが、とうとうその手も効かなくなり・・・。その色フォトシアンを使わないのだから、黙って印刷すればよいではないか。
  電話すると、故障だろうと。引き取り、届けなどの配送料をいれると1万円を越すだろうという。もうちょっと足すと新品が買えるだろうに。

  余っていた娘のエプソンがあったので、それに取り替えた。EP-801A。ドライバをダウンロードしようとしたが、途中でエラーとなり、中止を「強く推奨」されたが構わずダウンロードし、プリンタは動いている。が、PCを立ち上げるごとに、「新しいハードウエアが・・・」と出るが無視している。いいのかどうかわからない。


  7月は納期特例の源泉税の納付月だ。
  銀行へ行くと待つのが面倒だ。e-taxとインターネットバンキングで非常にスムーズに納付できる。プリンタが稼動して控えが印刷できるので今日納付を行った。気になっていたことが1個でも片付くとほっとする。
  源泉税は納期から1日でも遅れると10%の延滞税がつく。理由は、預りものだから、らしい。で、納付には神経質にならざるを得ないのだ。

  インターネットバンキング、個人だと無料だし振込料も安いのに、法人だと、簡単な契約でも1ヵ月2100円の利用料。振込料も高い。同支店内でも容赦はしない。窓口の手間は省けているはずだから、なぜもっと安くしないのか。不景気の会社にすまないと思いつつ使っている。

  昨夜は「月の恋人」最終回を仕方なく見た。2時間は辛かった。スターに寄りかかって作るからこういうことになるのだ。
  ところで、村のホールのコンペは誰が勝ったの?うとうとしてたのか?わたし。

  e-tax つづき

  源泉税の納付書入力を始めたら、思わぬ伏兵あり。パスワードを更新せよという。e-taxの登録は3年期限だったらしく、そういえば今年の始めごろ更新したが、そのときパスも更新するべきだったのか?わからないが、旧と新を入れて無事通過。
  3年後に覚えているだろうか?ムリだな、きっと。
  

投稿者 きさら先 : 11:53

2010年07月05日

2010年7月1日(2)村野藤吾

  7/1木曜日にYクリニックへ行った折、M先生から村野藤吾作の宝塚教会のお話を聞いた。帰宅して見た受信箱に“1958年村野藤吾設計の「米子市公会堂」が耐震に問題があり、補強に13億以上という莫大な見積もりが出されて解体の危機か?”という意のメールがあった。
  こんなことってあるんだなぁ。同じ名前を同じ日に別々に聞く。

  何か見たはずとコラムの「展覧会」を探すと、1昨年にこの方の展覧会を観ている。米子のホールの展示があったかどうかは記憶にないが、後年の「谷村美術館」に心惹かれた。
  その谷村美術館だが、新潟方面に昨年ついでがあったので寄ろうと調べたところ、閉鎖されているという。仏像専門の美術館らしい。
  北欧ツアーで一緒になった新潟の方にこの話を出してみたところ、展示と合致する設計が素晴らしいと言っておられた。だが、維持母体が手を引いたとかで再開の見込みはいまのところなさそうだ。まことに惜しい。
  米子の、グランドピアノを模したというそのホールも見たい。

  このときも合わせると、半月に3回も村野藤吾の名を聞いたわけだ。しかし、M先生から聞いたとき、展覧会を観たことはおろか、半月前に話したことさえ思い出さなかった。忘れすぎだ、ああ!

投稿者 きさら先 : 00:43

2010年07月04日

2010年7月1日「フォーム」とアスプルンド

  どんどんどんどん忘れてゆく。激しく忘れる。で、日記に書くことにする。他人には何の意味もないことどもだが、自分のためだからよいだろう。

7月1日(木)
  日記を書く、と言ってるその始めから、3日前のことだ。
  
  いいことがふたつ。
  ひとつは「フォームの復活」エクセルの2007は使いにくい。2003でデータ→フォームを便利に使っていたが、見つからない。導入時に業者さんに頼んでアイコン(と呼んでいいのか?)を作ってもらったのを、うっかりして先月消してしまった。
  1か月、そのうちそのうちと頭の中で考えながら集計の時になった。データを入力しようにも、呼び出すすべがない。
  ふと、ヘルプに試しに「フォーム」と入れてみた。「フォーム」の説明と共に、アイコンが!ラッキー!これさえあれば、あとは小学生でもできる作業をするのみ。

  帰りにM先生の診察を受けに(正確には薬をもらいに)行く。もっと正確には、北欧ツアーの報告だ。先生はアスプルンドの写真集までもっておられる北欧建築通らしい。
  ストックホルムで訪れた「森の葬祭場」は予想以上の広さと深さだった。深さとは、心的に。
  人口の増加に備えて、まず墓地を確保したという当時の市の先見が凄い。墓参のバスが敷地内を運行するという広さが凄い。木々と墓の自然な共存が素敵だ。
  宗教で差別をしない礼拝堂には十字架もない。アスプルンドの設計である。
「今日はわたし、明日はあなた」 
死者のための場所、そしてこれからも生きていく者のための場所。
「死生観」と先生は言われたが、そのような思想が、具体化されデザインに表されているところが凄い。
  ランドスケープというのだろうか。建築だけではなく、場所そのものが芸術。
  その場に身を置けた、スケールを感じられた幸せ。

  市内に戻って図書館へ。と話すと先生は「あの丸い!円筒形の!」とご存知であった。羨ましい!って言ってくださった。
巨大な円筒の壁を埋め尽くす本たち。本の宇宙。見上げた幸せ。
話を聞いてもらえる幸せ。 

投稿者 きさら先 : 18:01