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2007年07月10日

井上陽水コンサート2007下関

2007年7月8日(日)曇り
下関市民会館 18:00開演

 昨日は尾道で穏やかな休日を過ごした。尾道水道という静かで小さな海は、梅雨空の下でも濃い緑色、その向こうの島々、行き交う船、旅情という言葉がぴったりのおまけの一日でした。
 今朝は途中から新幹線で、小倉経由で宿泊地の門司港へ。こんどこそ海底トンネルを確認しようと思ったのに、うとうとして、♪もうすぐきみのエリアに入る♪と歌声がイヤホンから聞こえて気づくと小倉だった。門司港はそこから十数分戻るのです。ちなみに小倉→下関も同じくらいで、ほんとに隣町。
 夕方、決意も新たに下関に向かう。電車は門司駅を出ると間もなく、ちょっと警笛を鳴らし、車内に灯りがついてトンネルへ。海底って凄く深いのだろうに、それほど急坂を下っているふうでもない。
 トンネルが終わるとすぐ下関駅だ。ホールとは反対側に、「下関漁港」の海が見える。

 会場は駅から近く、なかなか立派。1階の座席のどの辺りまでか傾斜がないので、ステ-ジが高い。開演予定の午後6時5分前にはベルが鳴り、ジャストに始まる。珍しいです。
 陽水は一昨日よりさらにテンションが高く、しかもリラックスしていて、まるで親戚の家にいるようなのは、九州からお友達などが見えている(とのこと)からだろうか。ここは30年以上?前に来たきりで、郷里から近いのになぜそんなに来なかったのかと。その場所に来ることによって、よみがえる想いがあるのでしょう。いろいろ話してくれました。「下関を語る夕べ?」なんて笑うほど。

 合う場所と合わない場所がある、ここでは微妙、と「なぜか上海」。
 「カンドレ・マンドレ」はフルコーラスを。ギターも素敵。処女作は本質を表しているかもとのことです。

 コールも多くて、元気な聴衆に混じって楽しい。
 「娘がねじれる時」に驚き、「恋の予感」にまた目を見張り、「ジェラシー」のひと声の威力を再確認し、「クレイジーラブ」でこなごなになりそう。

 「最後のニュース」  「氷の世界」で沸き立っている聴衆に「聴け!」といわんばかりの迫力で始まる。一語一語明瞭に語りかけられて、二酸化炭素を減らすために、わたしは何かしているだろうか? 
 帰宅して久しぶりで西友で買い物をしたら、どの売り場でも「袋は要りますか?」と問いかけられた。変化はあるのだ。明日からマイバッグを持ちます、せめて。

 アンコールで当然のようにみんな立つ。曲は福山と同じだが、「夢の中へ」のイントロが今堀さんのギターで始まって、しかも短かい。舌をかみそうな超スピードを唄いきって「少年時代」へ。

 北九州と下関は近いという話から、橋もあるしトンネルもあるし、「最近は新幹線用のトンネルもあるそうで」と陽水。
 そうなの?せっかく把握したつもりだったのに、二つあるとは!関門海峡の謎は深まるばかりです。

 
    今日の3曲
      「人生が二度あれば」
      「娘がねじれる時」
      「最後のニュース」

    今日の1曲
      「最後のニュース」

01.東へ西へ             with今堀(guitar)
02.闇夜の国から      
03.なぜか上海
04.カンドレ・マンドレ
05.夏まつり
06.人生が二度あれば
07.招待状のないショー         with今堀(guitar)&小島(piano)
08.海へ来なさい
09.手引きのようなもの

10.娘がねじれる時            with the band members          
11.Make-up Shadow
12.ジェラシー
13.リバーサイドホテル
14.恋の予感
15.新しいラブソディー
16.クレイジーラブ
17.感謝知らずの女
18.長い猫
19.氷の世界
20.最後のニュース

[アンコール]

21.アジアの純真
22.渚にまつわるエトセトラ
23.夢の中へ
24.少年時代
25.いっそセレナーデ


Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄

歌詞はこちらでお読みになれます


投稿者 きさら先 : 2007年07月10日 23:30

コメント

What a lovely day for a 763940! SCK was here

投稿者 763940 : 2011年05月19日 11:37