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2011年12月09日

もし「深夜食堂」のマスターが井上陽水だったら

  最近タイトルが長い本をよく見かける。そして意味不明の省略形が世の中を駆け巡る。先日近所の小学生がこんなふうに訊いてきた。
  「なぞでぃ みた?」うーむ、謎です。

  テレビドラマ「深夜食堂2」(TBS系)火曜日24時55分~

  (1)の途中から見ていたので続編は嬉しい。深夜12時開店の小さな食堂が新宿の何丁目かにある。メニューは豚汁定食とビールだけだが、マスターの小林薫は頼まれれば他の料理も作る。ある料理とそれにまつわる客の物語で一話が構成されている。

  深夜だし取り立てて変わった話でもないのに、好んで見る人はいるようで、しばらく前にさるブログで取り上げているのを読んだ。
  その方はたまたま見たらしいが、マスター候補を何人か想像しておられて、その中に「陽水さん」とあり、空想が膨らんだ。

  小林薫のマスターは自分からはあまりしゃべらない。黙ってお客の話を聞いているような聞いていないような。
  陽水だったら、身を乗り出してしゃべりそうでもあるし、聞こえないふりで無視したりするかも。あるいは真剣に相談に乗ったりするのかな。

  「カキフライ出来る?」などと頼まれたらどうだろう。難題にも不機嫌にならず、オリジン弁当で買ってきちゃう、なんていう手を使ったら面白いけど。
  カレーならokでしょうね、清志郎さんが昔作ってもらったと言っていたもの。

  このドラマ、料理が主役ではあるが、凝ったものではないところがよい。例えばクリームシチューのときはルーを使って作っていた。パイン缶で、という注文で出て来たのが酢豚だったり。ごく普通。

  「めし」の温かさとマスターに会いに人が集う「深夜食堂」。そのカウンターの内側、意外と陽水に合う場所ではないだろうか?意外と。
  

  

投稿者 きさら先 : 2011年12月09日 18:26