2005年10月13日

井上陽水「ドレミのため息」

 CDアルバム『永遠のシュール』(1994年)で「ドレミのため息」を聴いた。作詞・作曲・編曲/井上陽水。こうして何曲か続けて聴くと、アルバムの色が見えてくる。この曲も『永遠のシュール』らしい。
 
 実は、しばらく前にこの曲を取り上げるつもりだったが、根室沖で漁船の事故があり乗組員の方たちが亡くなったことを知ったので書けなくなっていた。根室では今年の6月18日に井上陽水のコンサートがあった。その折の演奏曲リストを《根室トピックス》管理人さんに教えて頂いたご縁で、この事故も他人事ではないような気がするのだ。
 このサイトで根室出身の乗組員さんのご葬儀のお写真を拝見した。りりしいお顔立ちのまだお若いその方には、生きてなさりたいことが沢山あっただろうに、と心が痛む。

 さて、「ドレミのため息」
 
  ♪根室の空を飛んだり
  ♪西湖で富士を見てたり

 「根室」をトップに、この一節目には地名が四つでてくる。この選び方が不思議だったり、面白かったり。
  
  ♪嫌われたトカゲ達が愛する自分のデザイン

 こんな魅力的なフレーズをもつジャズ調の曲に乗って、さまざまな事物が登場する。いったい何の歌なのだろう?

  ♪ファとミはドレミのため息

 主人公は陽水の歌かもしれない。そして歌は陽水のため息なのかもしれない。


(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→永遠のシュール)

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「永遠のシュール」FLCF-3527 
永遠のシュール

投稿者 蒼木そら : 23:49 | コメント (12) | トラックバック

2005年10月12日

井上陽水「真珠」

 CDアルバム『永遠のシュール』で「真珠」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。「Queen」の次の曲。アルバム2曲目です。

 このところ集まりが多くて、あの手配この通知と気忙しい。そんなときに限ってブラインドが壊れたり時計の電池が切れたり、お米がなくなったりするのだ。昨日のモップスのBEST盤を聴きたいが、落ち着いた時間がとれないのでお預けにして見知った曲を聴く。昨年だったか、NHK《井上陽水空想ハイウェイ》で唄われた歌。

  ♪真珠の形は永遠のシュールだよ

 まことにまことに、自然の不思議。これはよいとか悪いとか、ついつい完璧な形を求めるが、それは本来かの珠の知ったことではない。

  ♪夏の海でいつの日も

 軽く始まった曲が一転、美しいメロディに。「寄せ返す波」に想いをいたさせる。ひそやかにつくられる珠は、大切に育まれる少女にも似ている。
 
 ざわざわと落ち着かなかった心がいくらか鎮まって、空を見ればやや半分の月でした。

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→永遠のシュール)

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「永遠のシュール」FLCF-3527 
永遠のシュール

投稿者 蒼木そら : 23:47 | コメント (1) | トラックバック

2005年10月10日

井上陽水「Queen」

CDアルバム『永遠のシュール』(1994年)で「Queen」を聴いた。作詞・作曲・編曲/井上陽水。

 ミュージカル《WE WILL ROCK YOU》の公演、PAUL RODGERSを伴っての来日公演も間近などとあって、バンド「QUEEN」の話題の多い今年だ。こちらの「Queen」はどんな曲だろうか。

  ♪我は裏霞む夜の雨

 ギターのイントロのあと、凄く高い声が唄いだす。音域の広い難曲だ。「我」がQueenなんですね。あえて古めかしくて行儀のよい歌詞。「裏霞む」に言葉の妙味を味わう。

  ♪眠れないなぜか今日は
  ♪恋はセンセーション

 楽器が陽水自身のギターだけなので、小さな場所での「弾き語り」のような贅沢気分。
 雨の今宵にしんみりと、うっとり聴き入る一曲でした。

  ♪叶わぬ真心

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→永遠のシュール)

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「永遠のシュール」FLCF-3527 
永遠のシュール

投稿者 蒼木そら : 23:51 | コメント (11) | トラックバック

2005年10月02日

井上陽水「土曜日は晴れた」

 CDアルバム『永遠のシュール』(1994年)で「土曜日は晴れた」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/小林武史。今年7月の「ap bank fes '05」への陽水の出演や、昨年の『YOSUI TRIBUTE』へのBank Bandの参加などで、最近陽水関連で名を聞く小林武史の編曲である。コンサートやレコーディングのスタッフとしては、これより8~9年ほど前からの縁のようだが、編曲はこのアルバムが初めてだろうか。他に「移動電話」がある。
 昨日の土曜日は、週末久々の快晴。今日もまた、さすが10月の空だった。
 
  ♪土曜日は晴れた
  ♪いつのまにか雨が消えた
  ♪鬼を囲んで僕達は

 読むと童謡のような、あるいは初期のフォークソングのような歌を想像するが、聴くとまったく違う。かくれんぼの情景を詠っているのに、シュールである。アレンジもその雰囲気を強調している。

  ♪誰でも青空のどこかへ誰かと

 遊ぶ情景に挟まれたこんな詞に、ふいに子供たちのかくれんぼに冷たい空気が吹き込む。気がつくと日が暮れて、ほら、すぐそこに鬼が。

 現実的な話を持ち出すと、このころはまだ学校が5日制になっていなかったのではないだろうか。遊びながら帰る子供たちの姿を想ったりもする。

 追憶での土曜日はいつも晴れ。そして日常の裂け目に気づく日。

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→永遠のシュール→土曜日は晴れた)

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「永遠のシュール」FLCF-3527 
永遠のシュール

投稿者 蒼木そら : 19:04 | コメント (8) | トラックバック

2005年08月08日

井上陽水「カミナリと風」

 CDアルバム『永遠のシュール』(1994年CD)で「カミナリと風」を聴いた。作詞・作曲・編曲/井上陽水。シングル(CDs)『移動電話』のカップリング曲で、1994年のTBS系ドラマ《夢見る頃を過ぎても》の挿入歌。
 このアルバムの歌詞カードはさすがにシュールだ。最後から2枚目の写真など怖いし、その前の写真も、意味ありげな手つきをじっと見てしまう(Photographs by Teruhisa Tajima)。

 夕方遅くに大きな雷と激しい雨があった。しばらく降らなかったので雨は大歓迎だが、どこかに被害がなければいいが。

  ♪カミナリと風に傷ついたけれど
  ♪僕達の恋はいつも
  ♪夏のホテルとテレビジョン

 ゆっくりと刻むメロディーが気持ちよい。Love Songなのか、“カミナリ”はこのあとは出番がない。「夏のホテル」へのふりだったのか。
 「泣」「夢」「記憶」・・・あまり未来のない恋かもしれない。詩だけ読んでもしかたがない歌のひとつだ。こんな歌詞がどう歌われるのか聞かなければ。

  ♪見ていて静かに近づいて見つめつづけて
  ♪気づいて気がついて未来に夜空の果てに

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→永遠のシュール→カミナリと風)

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「永遠のシュール」FLCF-3527 
永遠のシュール

投稿者 蒼木そら : 23:55 | コメント (11) | トラックバック

2005年07月03日

井上陽水「目が覚めたら」

 CDアルバム『永遠のシュール』(1994年)で「目が覚めたら」を聴いた。作詞/井上陽水 作曲/井上陽水・平井夏美 編曲/Grant Mitchell。

 衝動的にした行動を、よく後悔する。場を読めていたらしないはずのこと、本意でないのに、はずみで言った言葉。衝動買いなら、あとで節約しようと思えば気がすむが、したこと言ったことは取り消せない。
 まわりの人はみんな、いつも適切な時に的確なことをしたり言ったりしているようだ。羨ましい。
 夢の中のできごとだったらいいのに、と思ってこの曲を。

  ♪目が覚めたら恋は夢
  ♪気がついたら朝の夢
  ♪森の中から聞えてくるのは小鳥の歌

 こちらの夢はいい夢だったらしい。主人公は少女か。「窓から・・・お日さま」「庭の小川」。そんな舞台に似合う白い服の少女。

  ♪青い夜が星を散りばめ
  ♪あなたとわたしは見つめ合い いだき合う 

 ストリングスがロマンチックなメロディを奏でる。

  ♪部屋の扉をたたいているのは
  ♪いつものママ
  ♪私のママ
  ♪あの あのママ

 何かあるのか?と思わせる。心理学的にはどう解釈するのだろうか。

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→永遠のシュール)
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「永遠のシュール」FLCF-3527(1994年) 
永遠のシュール


投稿者 蒼木そら : 23:07 | コメント (1) | トラックバック

2005年06月23日

井上陽水「恋の神楽坂」

 CDアルバム『永遠のシュール』で「恋の神楽坂」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/Grant Mitchell・壷山要。
 今日2005年6月23日の朝日新聞東京版夕刊に「神楽坂通り」がイラストマップ入りで載っていた。JR総武線の飯田橋駅からほぼ北へ向かって上る坂だ。あまり行ったことはないが、昔ながらの店が残っている大人の街だ。記事によると、道で芸者さんに会うこともあるとか。昼と夜、表通りと路地裏、いろんな表情をもっていそうな街でもある。

  ♪帰りは気楽な歌で神楽坂を下って
  ♪時計が夜店の先で祭ばやしの店じまい

 陽水の曲に地名はいろいろ出てくるけれど、ある実在の街を歌ったのは珍しいのではないだろうか。「Tokyo」もあるけど、広範囲だし。誘ったのは「神楽坂」の名だろうか、街のたたずまいだろうか。

  ♪汚れたみかげの石とさめた月のすべり台
  ♪電車の行方をながめながら子供の頃へ夏みかん

  いつのまにか、現実を離れてシュールな世界へ。

  ♪このまま帰るか
  ♪それとも消えるか

 かと思うとまた現実の街に戻って。行ったり来たりをくり返し。

  ♪深い夜の底に沈むせつなさは
  ♪青い闇へのびる恋の神楽の坂

  
(聴いてみるなら FORLIFE のこちら→Discography→永遠のシュール) 

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 「井上陽水コンサート2005」の全日程25会場のうち今日6月23日北海道稚内で23箇所終了し、あと2会場。 6月27日(月)岡山。28(火)鳥取。それで、おしまい。
 日程と連絡先は「井上陽水公式サイト」のSheduleに載っています。
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「永遠のシュール」FLCF-3527(1994年) 
永遠のシュール

投稿者 蒼木そら : 23:50 | コメント (10) | トラックバック

2005年04月26日

井上陽水「野蛮な再会」

 CDアルバム『永遠のシュール』(1994年)で、「野蛮な再会」を聴いた。作詞・作曲/忌野清志郎・井上陽水 編曲/井上陽水・村田陽一。
 「井上陽水コンサート2005」では、やはり清志郎との共作「帰れない二人」が、「三十何年か前に友達の忌野清志郎と一緒に作った曲」と紹介されて、“弾き語り”で歌われている。ずいぶん長い付き合いなのだ。この「野蛮な再会」は「帰れない二人」ほど有名ではない。収録アルバムは他に『GOLDEN BAD』(2000年)。

  ♪つきあってた頃の君は
  ♪おもいだし笑いが得意
  ♪じゃれあっては夜の度に
  ♪強がりなんて言って

 ゆったりした大人っぽい曲である。タイトルの「野蛮な」が想像を膨らませる。再会して・・・。

  ♪もういちど会うなら
  ♪久しぶりに君に
  ♪星屑の中で甘くささやいて、散りばめて
 
 甘く美しいメロディだ。どちらが?

  ♪スピードをあげても
  ♪ブレーキをかけても
  ♪野蛮な恋のようで

  「つきあってた頃の」と歌いだすところも印象的。「抱きあっても」「燃えあっても」と反復されて耳に残る。
 詞はどちらかというと陽水の世界でしょうか。

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 「井上陽水コンサート2005」の全日程25会場のうち今日4月26日豊橋市で4箇所終了し、あと21会場。うち3会場では”弾き語り!”
 日程と連絡先は「井上陽水公式サイト」のSheduleに載っていますが、明日27日は富士市です。
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 「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー      28 結詞
25 Final Love Song         26 あなたを理解
23 自然に飾られて         24 能古島の片想い 
21今夜               22 悲しき恋人
19 ワカンナイ             20あかずの踏切り'76
17 移動電話            18 Yellow Night
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図  10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン     4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 何曲叶うかリクエスト。提案曲のイタリック表記13曲が一回でも演奏されれば5点、他の曲は1点の得点とします。何回演奏されても、5点と1点。満点は81点。
 筆者の予想は、7点 です。(4月15日の予想)
 25日までの得点は9点。 得点経過(?)は取得日のコメント欄に。
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CDアルバム『永遠のシュール』(1994年)FLCF-3527
CDアルバム『GOLDEN BAD』(2000年)FLCF-3800
永遠のシュールGOLDEN BAD

投稿者 蒼木そら : 23:40 | コメント (1) | トラックバック

2005年03月25日

井上陽水「タイランド ファンタジア」

 CDアルバム『永遠のシュール』で「タイランド ファンタジア」を聴いた。作詞・作曲・編曲/井上陽水。
 この”陽水マラソン”も70日近く続けていると、聴きたい曲が毎日閃くとは限らない。昨日の「チャイニーズ フード」に続き、世界の国めぐりを企て、次は「アジアの純真」のつもりだったが、テレビからサッカーの中継が聞こえる今日は、いくらなんでもベタ過ぎよう。ちなみに25日から日付が変わろうとしている今、1-0でイラン優位だ。
 アルバム『永遠のシュール』(1994年)については、「移動電話」の日(2月25日)に簡単に触れたので省略。

  ♪あこがれて風はメコンに流れ
  ♪ふりそそぐ雨をコントロール
  ♪にぎやかな声が市場にあふれ
  ♪雨だれの後はタイ料理

 メコン川の流れのように(実は行ったことがないが)、悠々たる曲調である。恐らく実際に見知った風景から作られた詩だろう。異国の空気が感じとれる。

  ♪夏シャワー8万年の星が
  ♪限りなく空にこぼれてゆく
  
 悠久の時、果てしない広がり。「夏シャワー8万年の星」に感嘆。

  ♪あきらめて雪と南の恋は
  ♪サビながら沈むレンジローバー

 どこで詠っても風景は次第にシュールに・・・。
 「コントロール」「セイルボート」「ライフガード」「サーフボード」、そして「レンジローバー」。
 気がつけば、単なる旅情の歌ではなく、やはり「君」がいてこそ。

  ♪幸せは君の言うとおり
  ♪たそがれたあとも大丈夫

「津波被害のタイ・プーケット島、観光に復調の兆し」
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 「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー      28 結詞
25 Final Love Song         26 あなたを理解
23 自然に飾られて         24 能古島の片想い 
21 今夜                22 悲しき恋人
19 ワカンナイ             20 あかずの踏切り'76
17 移動電話             18 Yellow Night
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図   10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン            4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO 

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CDアルバム「永遠のシュール」FLCF-3527(1994年) 
CDアルバム『GOLDEN BEST』2枚組(1999年) FLCF-3761
永遠のシュールGOLDEN BEST

 なお、「GOLDEN BEST」で聴ける曲は全て、「GOLDEN BEST SUPER」(FLCF-3965)(CD3枚組)でも聴けます。

投稿者 蒼木そら : 23:51 | コメント (1) | トラックバック

2005年02月25日

井上陽水「移動電話」

 CDアルバム『永遠のシュール』で、全然シュールではない「移動電話」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/小林武史
 『永遠のシュール』は1994年発売のアルバム。『YOSUI TRIBUTE』で「心もよう」を歌った平原綾香が、「二十歳のベスト・パール・ドレッサー2005」に選ばれたときのインタビューなどで話題になった「真珠」、忌野清志郎との共作「野蛮な再会」、「タイランドファンタジア」などが収録されている。
 「移動電話」は、1994年秋に放送されたTBSのドラマ「夢みる頃を過ぎても」の主題歌。94年10月にシングルCDでリリースされた。カップリングは「カミナリと風」。
 ドラマの内容はともかく、タイトルの「夢みる頃を過ぎても」が、そのままこの曲のタイトルであってもいいような雰囲気が好き。

  ♪移動電話にささやきかけて
  ♪Hello,How Are you? 応えるから

 ささやきかけるように歌っている、「声」が、妙に心の奥に届くのです。
 アルバムではこの曲に続く「野蛮な再会」「カミナリと風」もライブで聴きたい曲です。

 駅からすまいまでに、右側が高い塀をめぐらせた家、左側が野良猫のいる駐車場という、ちょっと暗い坂がある。歩いていて話し声が聞こえたら、ほとんど携帯電話だ。いまや防犯の道具でもあるのかも。
 しかし、ケータイって言葉は軽薄な感じ(自分でも言ってるが)。奥ゆかしく移動電話と言いたい。
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「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
17 移動電話
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図   10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン            4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO             
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「永遠のシュール」FLCF-3527(1994年) 
永遠のシュール

投稿者 蒼木そら : 20:54 | コメント (7) | トラックバック