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2007年11月26日
井上陽水コンサート2007富士市
2007年11月26日(月) 晴
富士市文化会館(ロゼシアター)(静岡県) 18:30開演
静岡県富士市。名のとおり富士山が近く大きく見える。緑の季節に来て、その存在感に驚いたのは何年前だったろうか。東京方面から新幹線こだまで来ると、富士山が近付き、白い煙が何本も立ち昇る街が見えると新富士駅だ。雪化粧の富士が見られるかと思ったが、雪はまだ少なく、バスを待つ間に空の闇に沈んで行った。
客席が暗くなると、促すように拍手が起きる。ゆっくりと姿が現れてまた拍手。男声のコールが多く、指笛を鳴らすひとも。聴衆調査で「初めての人~」にかなりの拍手。リビーターも同じくらいいるように聞こえた。ラストだからだろうか。
鎌倉とほぼ同じ曲目で、「答えはUNDERSTAND」は最近唄いたい曲と。わたしも鎌倉で聴いて以来、頭の中でなり続けていて大歓迎。
「ダンス~」「鍵~」ひねりを効かせた唄いかたが大人な感じ。
「クレイジー~」「嘘つき~」「氷~」の三連発は目が覚めるよう。「クレイジーラブ」の力唱、「嘘つきダイヤモンド」のバンドとの激しいセッションに息が詰まる。「氷の世界」では一階は大半立っていた。
アンコールの「夢の中へ」、ベースのイントロにドラムが入るのがとてもクール。
秋のツアーの最終日です、とご挨拶。さみしくなります。“永い冬が窓を閉じて”(少年時代)しまう気分。どう過ごしましょうか。
最後なので書きたいことはいろいろあるが、明日は寒さの東へ向かわなければならない。またいつか書き足したい。
01.娘がねじれる時 with今堀(guitar)
02.Power Down
03.答えはUNDERSTAND
04.もしも、明日が晴れなら
05.心もよう
06.いつのまにか少女は with今堀(guitar)&小島(piano)
07.手引きのようなもの
08.Make-up Shadow with the band members
09.ワインレッドの心
10.とまどうペリカン
11.リバーサイドホテル
12.ダンスはうまく踊れない
13.鍵の数
14.新しいラプソディー
15.クレイジーラブ
16.嘘つきダイヤモンド
17.氷の世界
18.少年時代
[アンコール]
19.Happy Birthday
20.アジアの純真
21.夢の中へ
22.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
歌詞はこちらでお読みになれます
2007年11月21日
井上陽水コンサート2007鎌倉
2007年11月21日(水) 晴
鎌倉芸術館(神奈川県) 18:30開演
大船という東海道線の駅から歩7,8分のところにある立派なホール。乗り換えて2駅先の、観光地といってもいいような鎌倉と比べると普通の賑やかな町です。
「答えはUNDERSTAND」に大きな拍手。“馴染みのない曲を”という“野心的な年末”だそうです。そう聞いて楽しみが増えました。といっても、ツアーはあと1回で終わりですが。
1980年のアルバム『EVERY NIGHT』収録のこの曲、メロディがsweetです。歌詞はやはりよくわからない。ハニーは幸せなの?違うの?
「Power Down」完璧にロックですよね。今日は色がありました。
「ダンスはうまく踊れない」もリズムが心地よく、揺れて聴いた。
「とまどうペリカン」 わたしにとっては「お帰り~」って。
「クレイジーラブ」 今日も素晴らしい。
「ワインレッドの心」今堀さんのギターのイントロが聴かせる。水の音(?)が入る凝った演出。
席は十数列目と、安心してあくびができるあたり(しないけど)。傾斜が大きいので視界は良好。陽水はリラックスして見えました。
聴くとドキドキする硬質の低音が健在で、終わってしばしは自分がどこにいるのか忘れるほど。
最近の首都圏のライヴは聴衆が結構賑やか。年齢層が高いとよく言われるけれど、若い人も多いのではないでしょうか。合いの手をいれたりコーラスしたり、おかげでとても楽しい。陽水を歌う人たちが増えているのでしょう。
01.娘がねじれる時 with今堀(guitar)
02.Power Down
03.答えはUNDERSTAND
04.もしも、明日が晴れなら
05.心もよう
06.いつのまにか少女は with今堀(guitar)&小島(piano)
07.手引きのようなもの
08.Make-up Shadow with the band members
09.ワインレッドの心
10.とまどうペリカン
11.リバーサイドホテル
12.ダンスはうまく踊れない
13.新しいラプソディー
14.クレイジーラブ
15.嘘つきダイヤモンド
16.氷の世界
17.少年時代
[アンコール]
18.アジアの純真
19.渚にまつわるエトセトラ
20.夢の中へ
21.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
歌詞はこちらでお読みになれます
2007年11月06日
井上陽水コンサート2007八王子
2007年11月6日(火) 曇り
八王子市民会館(東京都) 18:30開演
八王子は東京でも山梨寄りのほうなので、昨日の黒磯に続くとハードなスケジュールです。でも、陽水もチームの皆さんも元気いっぱい、なんといっても地元ですもの。
近くの席から「ホテルはどこ?」などと聞こえるのは、新幹線での遠征組がいるのだろうか。こんなところへ?といってはナンだけど、大きいけれど普通の町のごくフツーの会館だ。
会社帰りらしいスーツ姿も見えて、首都圏こちらがわの陽水小僧たちも集結しているのか。この秋冬ツアーは東京では今日が最後ですからね。
そんなこんなで、アンコールの定番「夢の中へ」は聴衆のコーラスもあって大盛り上がり。笑顔の多い楽しいコンサート。陽水が元気なのも嬉しい。
「もしも明日が晴れなら」
目を閉じて「君」を小さい子供と想像しようとしたけれど、この曲調では、浮ぶのはやはり乙女の姿。
「嘘つきダイヤモンド」
昨日の「ミスキャスト」に代わってこの曲。言いたいことは「男女の仲」だそうです。意味があったんですね!(笑い)何も考えずに聴いていました。
「鍵の数」
“ジャズコーナー”のあったツアーで聴いて以来だ。実に味わい深く唄われて、うっとり。
黒田恭一さんが外国に住む知人に送る日本語のCDとうテーマで陽水のアルバムを選んでいるのを昔読んで、真似をしてジャズっぽい曲の好きなデンマーク在住の友達に『Blue Selection』を送った。歌の上手な彼女が、陽水の歌は難しいけれどこれなら歌えそうと言ったのがこの曲だった。
「Happy Birthday」の前に、誕生日が「今日とか昨日とか今月とか今年あったとか・・・」と。
今年って!(笑・笑)
01.娘がねじれる時 with今堀(guitar)
02.闇夜の国から
03.もしも、明日が晴れなら
04.限りない欲望
05.人生が二度あれば
06.海へ來なさい with今堀(guitar)&小島(piano)
07.手引きのようなもの
08.Make-up Shadow with the band members
09.ミステりーあなたに夢中
10.ワインレッドの心
11.リバーサイドホテル
12.鍵の数
13.新しいラプソディー
14.クレイジーラブ
15.嘘つきダイヤモンド
16.氷の世界
17.少年時代
[アンコール]
18.Happy Birthday
19.アジアの純真
20.渚にまつわるエトセトラ
21.夢の中へ
22.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
歌詞はこちらでお読みになれます
2007年11月05日
井上陽水コンサート2007黒磯
2007年11月5日(月) 晴 夜は曇り
黒磯文化会館(栃木県那須塩原市) 18:30開演
たまには日付の変らないうちに、とりあえずセットリストです。
急いで会場を後にしたので、あまり自信がないのですが。
「クレイジーラブ」最高!
01.闇夜の国から with今堀(guitar)
02.東へ西へ
03.もしも、明日が晴れなら
04.限りない欲望
05.人生が二度あれば
06.海へ來なさい with今堀(guitar)&小島(piano)
07.手引きのようなもの
08.Make-up Shadow with the band members
09.ミステりーあなたに夢中
10.ワインレッドの心
11.リバーサイドホテル
12.Tokyo
13.新しいラプソディー
14.クレイジーラブ
15.ミスキャスト
16.氷の世界
17.少年時代
[アンコール]
18.Happy Birthday
19.アジアの純真
20.夢の中へ
21.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
歌詞はこちらでお読みになれます
07年11月6日加筆
「もしも、明日が晴れなら」
初めて聴いた(かな?)
晴れたら外へ出る、のではなくて“話し合おう”ってところがフツーじゃないですね。1番から3番までそれぞれ、動きや音や光の変化が感情を揺さぶる様が歌われて、細やかな歌詞です。そんな感情から遠く離れたいま、郷愁をもって聴く。
でも、「君」は、小さな家族でもいいわけで、そう思うとほほえましい風景だ。
「ミスキャスト」
沢田研二に丸ごと提供したアルバムのタイトル曲です。
どうしてこんな詞ができたのか、どこかで語っているかもしれないが、ちょっと思い出せない。そこまで!と言いたくなるような、いやな奴の描写が続く。怖い曲だけど、嫌いではないです。
「クレイジーラブ」
昨夜も 最高! と口走ったが、持つ力を全部出し切るような唄いぶり。目も耳も釘付けでした。
ホールの1階はかなり傾斜があるので、10列目ぐらいだったが、視界は充分。2階まであって、陽水はときどき手を振ったり、「にか~い」と声をかけたり。とても喜ぶ声が降りてきていた。
熱心なファンのコールも賑やかで、年齢調査では30代までが結構多い。めでたいことです。
難をいえばアクセスの悪いこと。東北新幹線「那須塩原」から車で10分強。バスもあるが終演時間にはないらしく、道路事情からかタクシーもあまり来ないという。往きの車で予約を頼んだが断られ、電話してくれれば車があれば来ます、とつれない返事。
みなさんの悩み事などひとりひとり聞きたいといつものMCに答えると、ライブ中の気がかりは帰りの足でして、まことに不熱心な聴き手でした。案ずるよりは何とやら、タクシーが来てくれて早く帰れたのだが。
陽水は前日の夜中に到着したとのこと、紅葉&温泉の那須塩原なのだから、早く着いて堪能されればよいのに、よほどご多忙なのでしょうか?そんなふうに推測すると、やや元気がないような気がしてくる。お悩みごとがあるのですか?いつでもお聞きしますのでどうぞ(笑い)