2005年10月09日

井上陽水「Power Down」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年)で「Power Down」を聴いた。作詞・作曲・編曲/井上陽水。

 三連休である。10月である。なのに天気が悪い。関東地方だけのようだが、明日も雲りの予報。体育の日なのに晴れないの?『UNDER THE SUN』なのに「Power Down」なの?
  
  ♪恋のヒューズがはじけとびちるたびに

 アルバム4曲目。「11-イレブン-」「水瓶座の夜」のあとに来るロック(?)
 何年か前にLiveで聴いたときはPowerいっぱいのロックだった気がするが、今日聴くこの歌はなんとなく可笑しい。実際笑い声もはいっているし。「その気のない」とか「まぬけだけの」とか詠っている歌詞に合わせてか不思議なアレンジだ。
 そういえば、脱力系なんて呼び方があるようだ。最近よく見かけます。

  ♪Power Down Power Down

 歌詞はこちら

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→UNDER THE SUN)

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『UNDER THE SUN』FLCF-30220
UNDER THE SUN

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2005年09月02日

井上陽水「UNDER THE SUN」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』でタイトル曲「UNDER THE SUN」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/窪田晴男。
 このアルバムからの曲が続いている。それだけ聴いていなかったということか。正直、あまり馴染みのないアルバムで、今日のこの曲も敬遠していた。『GOLDEN BAD』でもラストの位置を与えられているし、ファンの評価も高い曲なのだが。
 今夜テレビの歌番組をぼんやり見ていたら、「UNDER THE SUN」なるタイトルの曲が表示されてびっくり。面白半分に検索してみたら、Rip Slymeの今日歌っていた新曲以外にも、同じタイトルの曲やアルバムがいろいろ出てきた。

 さて、陽水の「UNDER THE SUN」は大曲である。気合たっぷりの歌いっぷりで、長く延びる高音も凄い。そして歌詞、空にあるもの、地にあるもの、ないものまでを網羅したような歌詞は、相変わらず、というか、特にというか難解だ。なかなか、広がる展開についてゆけない。
 この歌、ライブで聴いてみたい。苦手意識を克服できるかもしれない。

 歌詞はこちら

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→UNDER THE SUN)

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『UNDER THE SUN』FLCF-30220
UNDER THE SUN


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2005年08月28日

井上陽水「11-イレブン-」

 CDアルバム「UNDER THE SUN」(1993年CD)で「11-イレブン-」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/今剛。昨日の「水瓶座の夜」の前の曲。

  ♪恋の形は11

 と始まって、あちらが星座ならこちらは「11」づくし。ふたり向き合って「11」、読んだら「イレブン」、数えても「11」。この歌にもね、星座がね、出てくるんですね。
 歌いながら気分よくドライブ、なんて感じの曲。

 歌詞はこちら

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→UNDER THE SUN)

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『UNDER THE SUN』FLCF-30220
UNDER THE SUN


 

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2005年08月27日

井上陽水「水瓶座の夜」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年CD)で「水瓶座の夜」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/川島裕二。
 昨日のペガサスと星座つながりで聴いたが、趣はだいぶ違う。こちらはテンポが速くて軽い曲。子供の声でコーラスが入っているが、相当上手。
 水瓶座の夜っていつなんだろうと一応“研究”してみた。星座がよく見えるのは10月、生まれ月なら1月から2月。でも歌詞にミツバチやコマドリ、そよ風とあるから、春から初夏なのだろう。12の星座の名を全部つないで遊んでいるような詞なので、理由なんかなくて、タイトルは語感で選ばれたのだろうか。

 ひとつだけ、わかりにくい星座があります。さて、どれでしょう?

 歌詞はこちら

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→UNDER THE SUN)

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『UNDER THE SUN』FLCF-30220
UNDER THE SUN


 

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2005年07月26日

井上陽水「Be-Pop Juggler」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年)で「Be-Pop Juggler」を聴いた。作詞・作曲・編曲/井上陽水。シングル(CDs『5月の別れ』(1993年)カップリング曲。
 台風のせいか空気が湿って重い。そこでカラッとした曲を聴く。

  ♪街角の男は Be Be Be Pop
  ♪髪を逆立ててアザラシのパワー

 「Juggler」曲芸師?
 詞の意味なんかわからなくてもいい!と思ってしまう、テンポの速い弾んだ曲。このアルバムはあまり聴かないのだが、この歌が一曲目だったのだ。

  ♪2時間だったら赤ちゃんだって生まれるよ

 あまり聴かないわりには、このフレーズが耳に馴染んでいたりする。
 転がりでるような言葉の連なりを、のびやかな歌声で楽しんで。

  ♪ダメなんだったらまだらになって歌おうよ
  ♪謎に満ちたナンバー
  ♪ベランダに転がるコメディアン

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→UNDER THE SUN)

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『UNDER THE SUN』FLCF-30220(1993年9月)
UNDER THE SUN
『GOLDEN BAD』FLCF-3800(2000年7月)
GOLDEN BAD

投稿者 蒼木そら : 22:53 | コメント (1) | トラックバック

2005年06月28日

井上陽水「Make-up Shadow」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年)で「Make-up Shadow」を聴いた。作詞/井上陽水 作曲/彩目映(佐藤準) 編曲/佐藤準。シングルCDもアルバムの前に発売され、カップリングは「プレゼント」。
 1993年に放映されたフジテレビ系のドラマ「素晴らしきかな人生」の主題歌である。なかなか複雑な心理を描いたストーリーだった気がする。この脚本を書いた野沢尚(2004年6月28日没)のドラマには、“運命”が常にテーマとしてあった。最近の宿命もの(?)とはちょっと違って、愛に至る運命とでもいうのだろうか。その主人公、特に女主人公たちは華やかさと影とをあわせもっていた。

  ♪初めての口紅の唇の色に
  ♪恥じらいを気づかせる大人びた世界

 主題歌のほうは、華やかさが勝っているかも。この美しい歌いだしから、主人公は大人の入口にいる少女を想像する。ところが、

  ♪映画の夢
  ♪それはパラダイス、ハリウッド
  ♪誰かにバッタリ、恋がめばえたり
  
 あるいは、

  ♪なにかが今日もリアルでシュールな
  ♪青いシャドウに
  ♪どこか卑怯なイライザブルーのあの輝き

 そのうちに「豹」や「ミクロ微粒子」が現れて、どんどんシュールな世界に。でも、光りと影の世界を覗き見ている少女のイメージは、ずっとあるのが、不思議。

  ♪Make-up Shadowに
  ♪Make-up Shadowに

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→UNDER THE SUN)

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 「井上陽水コンサート2005」
今夜の鳥取を最後にとうとう終わってしまいました。
また、を楽しみに。
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CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年)FLCF-30220 
 

投稿者 蒼木そら : 23:15 | コメント (10) | トラックバック

2005年06月21日

井上陽水「鍵の数」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年)で「鍵の数」を聴いた。作詞/井上陽水 作曲/井上陽水・平井夏美 編曲/中西康晴。
 特に意識したことはなかったこの曲だが、2002年のツアーで聴いて、しっとりしたいい曲だと思った。たしかその前年にフジテレビ系の番組「木梨サイクル」でも聴いたのだったが。

  ♪鍵を束ねてあんなに
  ♪とめ金まではずれる程
  
 この曲はジャズ・アレンジされて『Blue Selection』(2002年)に収録されている。ジャズが似合う曲だ。

  ♪夜は眠りにつくまえに
  ♪まぶたにまで鍵かけて

 都会でひとり働いて暮らす女性。

  ♪愛がすべて 日々夜ごと夢枕
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  ♪孤独なこの街で安らいでいたいの

 フクザツな女心を「鍵」に託して。聴くたびに終りがちょっと気になるのです。あまりにおさまりがいいので。

  ♪悩みの数は銀色の
  ♪鍵の数と同じはず
 
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 「井上陽水コンサート2005」の全日程25会場のうち今日6月21日北海道旭川で22箇所終了し、あと3会場。 6月23日(木)稚内。27(月)岡山。28(火)鳥取。それで、おしまい。
 日程と連絡先は「井上陽水公式サイト」のSheduleに載っています。
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CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年)FLCF-30220 
CDアルバム『Blue Selection』(2002年) FLCF-3919
Blue Selection


 

  

投稿者 蒼木そら : 23:06 | コメント (9) | トラックバック

2005年05月08日

井上陽水「5月の別れ」

  CDアルバム『UNDER THE SUN』(1993年)で「5月の別れ」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/佐藤準。シングルでも発売され、c/wは「Be-Pop Juggler」。
 1993年にキリンビールのテレビCMで流れていた。俳優の仲代達矢が、緑に茂る木々の中を歩いて行く絵だったと記憶している。その男っぽい歩き方がよく似合う骨太の歌だ。

  ♪風の言葉に諭されながら
  ♪別れゆくふたりは5月を歩く

 大人の歌だなと思うのは、このところ昔の歌ばかり聴いていたためか。詞とはどうしたら出来るのかわからないが、こんな一行目が出て来たら、私なら「勝った!」と思うでしょう。もちろん自分にはできないワザですが。
 この曲を前に引用したとき、「五月の別れ」と間違えている。数字なんですよね、「5月」と。

  ♪星の降る暗がりでレタスの芽がめばえて
  ♪眠りから醒めながら夢をひとつだけ
  ♪あなたに叶えてくれる

 実にイメージ豊かな歌詞と堂々と広がりのある曲。「井上陽水コンサート2005」でも歌われています。
 こんな別れならいいかも、と思ったりして。

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 「井上陽水コンサート2005」の全日程25会場のうち5月5日出雲市で6箇所終了し、あと19会場。うち2会場では”弾き語り!”
 日程と連絡先は「井上陽水公式サイト」のSheduleに載っていますが、次は5月11日(水)八戸市。東北地方が4箇所続きます。
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 「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー      28 結詞
25 Final Love Song         26 あなたを理解
23 自然に飾られて         24 能古島の片想い 
21今夜               22 悲しき恋人
19 ワカンナイ             20あかずの踏切り'76
17 移動電話            18 Yellow Night
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図  10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン     4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO 
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 何曲叶うかリクエスト。提案曲のイタリック表記13曲が一回でも演奏されれば5点、他の曲は1点の得点とします。何回演奏されても、5点と1点。満点は81点。
 筆者の予想は、7点 です。(4月15日の予想)
 今日までの得点は10点。
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CDアルバム『UNDER THE SUN』FLCF-30220(1993年9月)
CDアルバム「GOLDEN BEST」2枚組(1999年) FLCF-3761

投稿者 蒼木そら : 23:55 | コメント (15) | トラックバック

2005年03月30日

井上陽水「カナディアン アコーデオン」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』で「カナディアン アコーデオン」を聴いた。作詞/井上陽水 作曲/筒美京平 編曲/佐藤準。
 NHKの朝ドラ「かりん」の主題歌。このドラマを私は見ていなかったが、信州の話だったらしい。シングルでも発売され(1993年)、c/wは「引き揚げ者の唄」。
 『UNDER THE SUN』(1993年発売)には、「Make-Up Shadow」や「五月の別れ」も収録されていて、ドラマ主題歌が2曲にCM曲という華やかなアルバムだ。私にとってはいままでちょっと掴まえ所がない印象だった。こんど改めて通して聴いてみよう。
 とりあえず今日の”世界の国めぐり”は、カナダへ。

  ♪冬の主にコヨーテが夜を知らせに駆けてゆく
  ♪空を見事に飾りつけた星屑
  ♪尖ったシャープな三日月が恋をリアルに見せかける
  ♪恋の視線をはぐらかしたオーロラ

 書いてみると、いままでになく一行が長い。凝った歌詞である。曲は、この部分は難しい。下の部分は聞きやすいけれど。筒美京平さんて、アイドルのヒット曲を沢山作っている方ですよね。ちょっと不思議な組み合わせ。

  ♪君は窓辺にもたれたままで
  ♪僕は後ろの揺れない席で

 森や湖を抜けてゆくバスの中。ラジオで聞く、「冬を奏でる」「アコーデオン」がますます旅の気分に。
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 「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー      28 結詞
25 Final Love Song         26 あなたを理解
23 自然に飾られて         24 能古島の片想い 
21 今夜                22 悲しき恋人
19 ワカンナイ             20 あかずの踏切り'76
17 移動電話             18 Yellow Night
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図   10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン            4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO 

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『UNDER THE SUN』FLCF-30220(1993年9月)
UNDER THE SUN

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2005年01月22日

井上陽水「長い話」

 CDアルバム『UNDER THE SUN』で「長い話」を聴いた。作詞:井上陽水 作曲:井上陽水・BAnaNA-UG-KAWASHIMA
 「Make-up Shadow」や「五月の別れ」を含み、明るい曲、堂々たる曲の多い『UNDER THE SUN』(1993)の最後に、高ぶりをおさめるように「長い話」はある。

 今日の昼間は2歳児の子守を引き受けて過した。子守で一番の難関は「昼寝させ」作業で、このコツは、自分が眠っちゃうことなのだが、それではあんまりだから、即興の話を聞かせていた。本人を主人公にすると、気に入ったところで微笑んでうなずくのが可愛い。結局効果はなかったが。

   ♪長い話を(長い話を、長い話を)朝まで
   ♪君にしてあげる
 
 の「君」は当然、幼児ではない。
 この詩は珍しく、え?そういくの?というふうな展開がないように思うが、どこかに落とし穴(笑)があるのだろうか?
 「星座のあかりも消えたまま」だから、夜がちゃんと暗い、都会ではない場所の静かな一室で、「耳だけ澄ましてね」と女に長い話をする男。ずいぶんとへりくだった物言いの男である。ふたりのキャラクターとシーンを、つい想像してしまう。
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「長い話」作詞:井上陽水 作曲:井上陽水 BAnaNA-UG-KAWASHIMA(川島裕二)(編曲も)
の聴けるアルバム『UNDER THE SUN』FLCF-30220


投稿者 蒼木そら : 23:20 | コメント (12) | トラックバック