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2011年08月30日

手紙「筑紫哲也から井上陽水へ」

  たまたま今日、図書館で文藝春秋を見つけて、筑紫哲也から井上陽水への手紙を読んだ。
  文藝春秋2011年9月特別号 「大型企画 運命を変えた手紙」
  
  筑紫哲也から井上陽水へ「癌は退屈しない病気」 
  
  冒頭に「味わい深い“陽水文字”を久しぶりに懐かしく拝見」とあり、陽水の見舞いの手紙への返信とわかる。その陽水の手紙も前置きに引用されていた。

  筑紫氏は優しい。陽水には年上の友人が多いから、つらい想いをすることが多々あるだろうのに自分まで、と思いやっておられる。
  陽水作品とがん治療について考察をし、初期には効かない、強すぎるなどと述べているあたりを興味深く読んだ。最近は「手引のようなもの」が面白いとも書いている。
  興味を持つ、考える。それをやめない筑紫氏を見習いたい。
  

  たまに「陽水は癒しですね~」と言う方がいるが、それは違う!
  陽水に癒されるのではなく、陽水の曲が聴ける、受け止められるということは、元気になってきた証拠なのかもしれない。
  病床の筑紫氏が書いて送った素晴らしい文章をわたしなりに読んで、そんなことを思った。


  井上陽水さま

  お誕生日おめでとうございます。

  また来年もこの頁にこの言葉を書けますように。

           2011年8月30日  きさら先

投稿者 きさら先 : 23:55

2011年08月28日

三重県文化会館(2011/2/15)のこと

前頁の「8月23日放送の陽水Tour2011Powder」についてご指摘いただいた。
「2月15日4:18pm 三重」とは、三重県文化会館の客席の映像のみではないかと。そして客席に陽水が座っていますよと。
 (前頁の該当箇所に訂正文を追記)

  その席に座って聴いた方はラッキーだったな、なんて思ったら、ホールの様子がよみがえって、いろいろ思い出した。たった半年前がずいぶん昔のことのようだ。

  晴れていたが風が寒い日だった。大阪からの友と落ち合って、津駅の近くで遅いお昼をとる。牛の刺身重、おいしかった。その方の表現によるとラビリンスのような店内にも興味深々。
  早めにホールに向かう友と別れてひと休みしたあと、バスで三重県総合文化センターに行ったのだった。その大きな総合施設の中の本格的なホールだ。大ホールは3階まであり、定員は1900人余り。主にクラシック(オペラも)の演奏会に使われる、音響的にも立派なホールとのこと(これはいま調べた)。

  早い夕食の代わりに、ちょっと離れたケーキ屋さんでお茶とケーキ。ホールに戻って周りをぐるっと歩いてみる。日が暮れてきて寒いのに、ひょっとして裏口で喫煙中の陽水に会えるかな?とか思って。熱心なファンである友のためと言い訳しつつ、わたしもひそかに期待していたのだが、収穫はなかった(笑い)。

  アンコールで1階はみんな立っていたっけ。終わってみるとお話も多かったせいかだいぶ遅い。日帰りの相棒さんは電車の時間を気にしてあせっていた。
  バスから飛び降りて走る後姿を見送ってしばらく、間に合いましたとメールに安心。

  またどこかに行きたい。知らない街、好きになった街へ。陽水を聴きに。  
  

投稿者 きさら先 : 12:18

2011年08月24日

8月23日放送の陽水Tour2011Powder

  2011年8月23日(火) 夜10時~11時30分  NHK BSプレミアム

  「井上陽水LIVE 2011 POWDER」

  番組の予告にある曲を数えると17曲。そんなに?と半信半疑だったが、大阪会場の録画からはその通りだった。
  そのほかに他会場の映像があり、MCのないことを除けば満足な1時間半だった。「Just Fit」が大抜擢だったし、「MAP」も少し聴けたし。

  また、あちこちの会場の映像は、ご当地の方には嬉しいプレゼントかも。帯広は戸外で撮っていたので、地元の方は場所がわかるのでしょうね。


  最初に東京オーチャードホール、5月19日(最終日)の映像。
  楽屋で(?)The Beatles 「Oh Darling」を少し。

  次に「2月15日三重」と出たので津(三重県文化会館)での演奏か。「Just Fit」をバックにアレンジ映像が流れる。かっこいいイントロダクションだ。
  「Just Fit」にゾクゾクする。

  (8/28追記)「2月15日三重」4:18pm は、陽水が空の客席に座っている映像のみではないかとご指摘いただいた。ほんとだ!よく見ると陽水の姿が。電話か何か耳に当てているみたい。以前いただいた三重の方からのコメントではこの会場は初めてのようだった。それでチェックを?
  開演後この席に座った方は幸運です(笑い)
  なお、イントロダクションの「Just Fit」の映像は大阪のものでは?とも。たしかに、ハンディカメラでは撮れないものかもです。ご指摘に感謝!(以上追記)

 
  途中で番組タイトルが出る。「井上陽水LIVE 2011 POWDER」


  2011年3月4日 大阪国際会議場 (この日は金曜日。19時開演だった)


  01.リバーサイドホテル
  02.ミスキャスト
  03.闇夜の国から

  2月3日神戸 「MAP」神戸国際会館 リハーサル。4:18pm。私服。

  2月21日帯広 戸外 3:38pm 街を撮影するスタッフと共に厚いダウンジャケット姿の陽水。

  04.覚めない夢
  05.真珠
  06.タイランド ファンタジア
  07.断絶
  08.限りない欲望
  09.鍵の数
  10.虹のできる訳  
  11.Just Fit  
  12.少年時代
  13.長い坂の絵のフレーム

  2月4日奈良(奈良県橿原文化会館)楽屋?小島氏、今堀氏と打ち合わせ中。5:14pm

  14.氷の世界  (ここからアンコール)
  15.招待状のないショー
  16.積荷のない船

  メンバー紹介。
  「ギター 今堀恒雄、キーボード 福田裕彦、パーカッションは はたけやま裕、キーボード 小島良喜」

  17.いっそセレナーデ


  最後に東京渋谷オーチャードホール。5月19日。
  メンバー4人と陽水との記念撮影的な映像。


  
  余談だが、NHKBSのでかでかメッセージは、前日の夜に消去に成功。NHKサイトでB-CASカード番号を記入すればよく、3枚分一度に書ける。
  しかし、そうすると、こちらの情報が把握されるわけで、なんとなく束縛感あり。

投稿者 きさら先 : 23:45

2011年08月22日

明日BSで 「井上陽水ライブ2011」 

  まだまだと思っているうちに、明日ですね。
  
  8/23(火) 夜10時~11時30分  NHK BSプレミアム

  「井上陽水ライブ2011」 2011年3月4日 大阪公演での収録
  

NHK BSプレミアム


  わたしのテレビは、BSを観ると「NHKに連絡してください」ってのがでかでかと出る。

  観ている途中なので電話できず、終わると忘れる。また次に観ると出る、の繰り返し。

  平気で人物の顔とか絵画とかにかぶせているのが無神経だ。

  そのまま録画されちゃうんだろうな。今度こそ手を打たねば。

投稿者 きさら先 : 13:18

2011年08月15日

雑誌「ぴあ」の廃刊

  1972年に「月刊ぴあ」として創刊された雑誌「ぴあ」が2011年8/4・18合併号をもって廃刊となった。
  ぴあはいまでは「チケットぴあ」として馴染み深い。スタートは雑誌ということを知らない人も多いかもしれないが、特色ある「顔」の表紙はなんとなく目にしたことはあるはず。
  39年の歴史のうち、1975年から2011年まで及川正道さんという方が表紙を描いておられたのだそうだ。36年間約1300点、長い!多い!この最終号では、その全部が見られる。

  陽水は何回表紙になったのか。丹念に探してみた。
  2001年の6月4日号。その頃は“Weekly ぴあ”だったらしい。ロングインタビュー「井上陽水」と表紙にある。「CMも大評判。何度目かのブーム到来の予感」とも。

  幸いこの号は手許にあった。「ロングインタビュー」につられて買ったのだろうか。または、折込ハガキでチケットの先行発売を申し込んだのだろうか。
  CMといえば聞茶のころだ。アルバムは『UNITED COVER』

  顔と身体が 1.2対1 ぐらいにデフォルメされた陽水は、もじゃもじゃ頭で青いジャケットに白いズボン、赤い蝶ネクタイという正装(?)で笑っている。サングラスは縁が白いハート形。同じメガネを足元の犬もかけている。
  手に缶飲料を持っているが、聞茶ではなさそうだ。

  もう1冊、表紙になった号がある。1997年2月18日号。奥田民生さんと一緒だ。井上陽水奥田民生『ショッピング』のころだ。
  表紙にはPUFFYもいて、二人が回す縄をギターを背負った民生と陽水が跳んでいるという図。仲良さげにガッシリと両手を組んでいる。陽水は髪を短く刈っていてサングラスは角形。

  民生さんは最終号にコメントも寄せている。
  「見たくないものを見るってことが結構大事なのに、これなくなっちゃたら好きなものしか目にしなくなるんじゃないですかね」
  
  雑誌の役割ってそういうことだったのですね。
  
  わたしはぴあ世代ではないが、家にあれば、「はみだし」を楽しみに読んだものだった。(はみだしYOUとPIA、この号で復活している)
  後年の「ぴあMAP」も便利だった。

  8/4・18合併号というだけあって、最終号もきちんと情報を載せている。映画、音楽、舞台、アート、スポーツ。
  この号に、井上陽水TOURの知らせが載ったら最高だったが。

投稿者 きさら先 : 14:42

2011年08月13日

思いがけず陽水(x)

(1)
  根っからのフィクション好き、ドラマ好きだが、最近の月9にはついて行けない。この前の月曜日の9時台に番組表で探して発見したのがドラマではないが「温故希林」なる番組。女優の樹木希林さんが骨董を見に行くという。
 (NHK BSプレミアム 8/8,9,10,11)

  番組の冒頭で聞きなれたイントロが・・・井上陽水「夢の中へ」。若々しい声で陽水が唄う。♪探しものは何ですか。

  たしかに骨董の掘り出し物など「探しもの」をするかもしれないが、骨董という重々しい感じの内容にこの曲は意外でびっくり。

  だが観てみると、希林さんの“通”ぶらない態度で、番組は軽やかで親しみのあるものになっていた。並でないセンスをお持ちなのにユーモアで覆っている。ほんとにチャーミングな方です。
  ミスマッチと思えた「夢の中へ」も、軽やかさや品のよさに貢献しているのだった。“探しもの”つながりだけではなかったのね、この選曲。

  4回連続を2回しか観なかったのが残念。再放送を楽しみにしている。(8/30,31,9/1,2 19:00~19:30 NHK BSプレミアム)


(2)
  8月12日(金)の「ミュージック ステーション」(テレビ朝日系)
  
  「生まれた年のヒット曲を聴いて」というコーナーで1993年(?)のある週のtop10を高校生に聞かせていた。
  その何位だったか、バーベキューをしている女子高校生たちのコメント。
「サングラスがタモさん並に似合ってる」
「バーベキュー来たら端に座って待っていそう。肉はまだかな?とか」

  曲は井上陽水「Make-up Shadow」 

  と知って、彼女たちの言った「端に座って・・・」に笑った。

投稿者 きさら先 : 00:35

2011年08月12日

yumiyoriの対談がonlineにアップ

  
  同じネタの使いまわしが多いこのごろ。暑いせいか気力がない。


   YOMIURI ONLINE

投稿者 きさら先 : 22:11

2011年08月05日

対談 松任谷由実 × 井上陽水

  読売新聞 8月5日の夕刊 松任谷由実さんのお相手として対談

  という感じのお知らせが公式サイトにありました。

  PCの都合で、二度目は開かなかったので、確認できず、すみません。

  詳しくは、Yomiuri Online をということでした、たしか。

  井上陽水公式サイト


  

投稿者 きさら先 : 00:33