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2008年06月29日

井上陽水コンサート2008東京

 2008年6月29日(日)  雨
 Bunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区) 16:00開演

  午後4時開演と早いので終わってもまだ夕方。渋谷の雑踏はこれからが盛りか。
  今日はwowowの収録があるという。そうとは知らずに望んでとった席は2階。テレビには映らないよね。安心したりちょっと残念だったり(笑い)

  ご挨拶では、「雨そぼ降る梅雨の中、今日の会の趣旨は皆様の健康を寿ぐ会」などと笑わせて。

  席のせいかも知れないが、今日のほうが音が伸びてきこえる。じっくりと、時に身を乗り出して楽しむ。

  「新しいラプソディ」のあとのMC。「雨で思いおこすうた」

  ♪雨が降る降る城ヶ島の・・・・・・

  ♪雨がしとしと日曜日 ぼくは・・・・・ (タイガース?と) おや、ご存知なんですね。

  ♪雨々降れ降れ母さんが 蛇の目でお迎え嬉しいな
   ぴちぴちちゃぷちゃぷ ランランラン
   (白パネルに「雨降り」と)

  こういう何気ないうたでジーンとくるとのこと。

  しばし後ろをむいてごそごそし、「失礼しました。タオルを探して。いろんなことが起こるのが人生で」(それほどのことかな~笑い)。汗を拭いて。

  「えーどうしましょう」と言いつつ、戦後の復興のお話から→石炭→「炭坑節」へたどり着く。春からのツアーの終わり近いが、その中で自然に唄い出したうた数曲のひとつと。
  出ましたね~“サノ ヨイヨイ”  「失礼しました」と言ってましたが。

  「嘘つきダイヤモンド」の紹介、1週間前に作った曲と。最近曲ができて困ると冗談を。

  もう40年経つが、どう曲を作ってきたかを紹介。

  ♪6月の29日 オーチャードホールだよ
   長い旅をして来たけれど 東京のお客さん お疲れかな
   ・・・・・・・・・

  まだ続くのだが、こんなふうにして40年、だそうです。

  2階席から見ていると、1階席は闇に沈んで小さな海のよう。対岸にステージが輝いている。素敵な風景素敵な歌声ひとりじめ、の贅沢な気分を味わいました。

  アンコールで客席が明るくなり、「夢の中へ」「アジアの純真」で1階のみなさんが立たれると一変、人の海に。きっといい絵が撮れたことでしょう。

  
  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.雨ふり(童謡)
  09.炭坑節
  10.The STANDARD (奥田民生)
  11 5月の別れ
  12.背中まで45分
  13.バレリーナ
  14.嘘つきダイヤモンド
  15.Just Fit
  16.限りない欲望
  17.氷の世界
  18.傘がない
 
  アンコール

  19.少年時代
  20.心もよう
  21.夢の中へ
  22.アジアの純真
  23.いっそセレナーデ     
 
 
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

  井上陽水公式WEBサイトhttp://www.y-inoue.com/

   歌詞はこちらでお読みになれます 

投稿者 きさら先 : 23:45 | コメント (3)

井上陽水コンサート2008東京

 2008年6月28日(土)  曇
 Bunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)18:00開演

  追加公演2日間のうちの1日目です。本公演のラストのほうが後で、同じホールで7/10、7/11。
  携帯サイトオープン記念の先行発売で、目をショボショボさせてエントリーしました。4月の多摩以来の東京公演です。関東ではそれ以外はなかったので、お待ちしておりましたって感じ。

  新しいもの好きなので、遠回りして地下鉄副都心線に一駅乗り、渋谷へ。いまの東京新名所は6月14日に開通したこの駅らしい。改札階まで行ってわかったが、噂の吹き抜けを下から見るには地下4階のホームのあるポイントから見上げないとだめだったようで、次のチャンスに試みよう。

  オーチャードホールでの公演は多分初めて。陽水は登場での大きな拍手にちょっと驚いたように見えた。
  またろうさんの鈴?の音で始まる「Make-up Shadow」からと、いままでのツアーと同じ組み立て。「東へ西へ」はもっともな実感。

  「えーといまは梅雨らしいですね。・・・・・東京は1年ぶり」とご挨拶のMCのあと、「飾りじゃないのよ涙は」はアンサンブルとテンポの快感、「Power Down」は陽水のギターが活躍。

  「新しいラプソディー」のあと曲名を紹介して(かな?)しばし無言。黙ってて笑いをとる陽水です。
  小さいとき聞いた曲の例で「チューリップ」(咲いた咲いた・・・というあの童謡です)。聴きながら、陽水の小さなご家族はこうして歌ってもらえるのかしら?なんと贅沢な!なんて思って。

  MCは続いて、自分のでない曲をたまに唄うとガス抜きになる。ツアー中うたい始めて好評だった曲と「黒田節」

  次の曲は、ふたつの条件を充たしていると 「The STANDARD」
  “他人の曲”“男女間のこと”

  「自然に飾られて」は今日も登場せずで「5月の別れ」。明日は聴けるのでしょうか。

  「嘘つきダイヤモンド」の最後では、ギターをマイクの前に立てて唄わせて。拍手拍手。

  そろそろ終わりに向かってますよ、の意のMCが入る。「ここは渋谷で、うちも近いんです」(え?どちら?-笑い)
  「どんな人にでも時間は止められない」みたいな意味のことを言いながらも「ツアー中に唄い出した曲をもう1曲」と・・・・。「いいでしょうか?」許可を求めて拍手が答える。
  「皆さんはご存じないでしょうが、昔のパチンコはこうやって」と玉を送り出す身振り。「ビュン パッ ビュン パッ・・・うちに専門家がいますので・・・」
  またろうさんがリズムを引き継ぎ、そのまま「お富さん」へ。軽やかな導入でした。唄い終わって恐縮しながらも、歌詞が秀逸と解説したりして。オーチャードホールの歴史何年か知らないけれど、初めてなのでは?この歌は。

  自分の曲に戻りにくいけれどこれなら、という次の曲は陽水のギターからの「Just Fit」。クレイジーラブは明日かな?あの高音素敵だったのに~。もちろん「Just ~」も大歓声で迎えられて。

  携帯公式サイトオープン記念で得た席は前のほうだが右の端でちょっと寂しい。「アジアの純真」でせめて立って一体感を味わいたいが誰も立たない。オーチャードは立たないの?
  でも、「夢の中へ」でひとりふたり立たれるとわーっと立って。みんなうずうずしていたんだね、きっと。
  いつものように「いっそセレナーデ」の余韻の中で終わる。
  こうして今日のオーチャードホ-ルはマイペースの陽水色でした。
 

  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.黒田節  
  09 The STANDARD (奥田民生)
  10.5月の別れ
  11.背中まで45分
  12.バレリーナ
  13.嘘つきダイヤモンド  
  14.Just Fit 
  15.限りない欲望
  16.氷の世界
  17.傘がない

  アンコール

  18.少年時代
  19.心もよう
  20.アジアの純真
  21.夢の中へ
  22.いっそセレナーデ     
 
  「チューリップ」「お富さん」ももしかしたら「白パネル」に掲示されていたかもしれません。
 
   
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

  井上陽水公式WEBサイトhttp://www.y-inoue.com/

   歌詞はこちらでお読みになれます 

投稿者 きさら先 : 22:35 | コメント (1)

2008年06月24日

井上陽水コンサート大阪

 2008年6月24日(火) 曇のち晴
 大阪フェスティバルホール(大阪市)19:00開演

  大阪2日目です。今日のほうが活気があるように思ったのは、2階席でも前よりで、1階の乗りぶりが見えたからでしょうか。アンコール1曲目の「アジア~」で総立ちでしたね。
  陽水は楽屋で学習したとかで、点だった大阪の地点が、北から南までつながったとか。「なんば」のイントネーションも正しかったです。軟派と同じではあかんのです。
  先を越されたけれどわたしはスカイビルに上って大阪を把握しました。地図と首っ引きで。淀川が海に果てるさまが見えました。背後を丘陵にかこまれ、大阪湾を抱いているんですね。キタ、ミナミはそのまんま北、南、なのね。デパートの中の案内表示まで、東西南北でみなさんわかるらしい。
  食べ物もおいしいし、大阪ライフ、楽しみました。

  陽水は、何度も訪れたホールの最後かも、と建て替えにもふれて、一入の感興。歌唱にもギターにも力がはいって感じられました。

  「クレイジーラブ」はフェスティバルホール バージョン?で、Yeah! 

黒田節と、無理やり(笑い)炭坑節を。2曲唄いたい気分だそうです。2曲ともレギュラー化するのは、迷うところですが、白パネではそれぞれ掲示されてました。

  2階の電灯まで見上げてくれてありがとうの気持ちで手を振ったけど・・・見えないですよね(笑い} 
 
  昨日の「Just Fit」にかわって「クレイジーラブ」。アンコールは順番が入れ替わり「アジアの純真」から。すんなりそんな気分の入り方でうきうきでした。
  正確なリストは改めて。

  2008年春のTour お疲れさまでした。あとは東京ですね。


  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.The STANDARD (奥田民生)
  09 5月の別れ
  10.背中まで45分
  11.バレリーナ
  12.嘘つきダイヤモンド
  13.クレイジーラブ
  14.限りない欲望
  15.氷の世界
  16.傘がない
 
  アンコール

  17.アジアの純真
  18.夢の中へ
  19.少年時代
  20.いっそセレナーデ     
 
  8曲目と9曲目の間に 「黒田節」
  12曲目と13曲目の間に 「炭坑節」
   
 
   
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

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投稿者 きさら先 : 23:55 | コメント (11)

2008年06月23日

井上陽水コンサート大阪

 2008年6月23日(月) 曇ときどき雨のち晴れ間
 大阪フェスティバルホール(大阪市)19:00開演

  夕方早めに会場の近くへ赴く。ちょうど雨がやみ、仕事をおえた人々で街は華やいでいる。ここは都心なのに、ゆったり流れる川がある、いいですよね!川に面して素敵な古いビル、それが市役所で、ほかにも見所はいっぱい。こんなところで働ける大阪の方が羨ましい。

  夏至を過ぎたばかりの今日、開演間際でもまだ明るい。歩き疲れた背中を預ける椅子は、さすがフェス!のかけ心地。席は2階のM列で、2階とは名ばかり?4階ぐらいの高さ。ステージよりずっと近い天井をじっくり鑑賞しました。

  ここにはなれているのでしょう陽水は、親しげな話し方。でも初めてのお客さんもいるのかな?と途中で気づき(推測)、申し遅れましたがと名乗るのがおかしい。大阪では観客と会話がはずむと思っていたが、今日はそうでもなかったですね。2階で何人か知ったお顔を見かけたところから察するに、わたしと同じカード先行で、いつものファンの方が遠い席だったのかも。

  ステージの床にも矢羽根もようが入っているのは初めて気づいた。ライトもとてもきれいです。またろうさんはまるでシンデレラのかぼちゃの馬車に乗っているよう。小島さんも見えるし、俯瞰するというのもよいものです。

  陽水もみなさんも、ツアー終わりに近いのに疲れも見えず力演力唱。
  「わたしのギターから」と、復活「Just Fit」。歯切れよくて乗り乗りでした。アンコール「アジアの純真」で近所のみなさんが立つのにびっくり。こんなに高いのに?とこわごわ見えないので立ったけど。2階にも手を振ってもらうと嬉しいものです。明日もお願いします(笑い)

  挿入曲は「お富さん」でした。

  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.The STANDARD (奥田民生)
  09 5月の別れ
  10.背中まで45分
  11.バレリーナ
  12.嘘つきダイヤモンド
  13.Just Fit
  14.限りない欲望
  15.氷の世界
  16.傘がない
  
  アンコール

  17.少年時代
  18.心もよう
  19.アジアの純真
  20.夢の中へ.
  21.いっそセレナーデ     
   
 
   
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

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投稿者 きさら先 : 23:59 | コメント (12)

2008年06月15日

井上陽水コンサート高山

 2008年6月15日(日)晴れ
 高山市民文化会館(岐阜県高山市)18:00開演

  「高山」は、わたしにとっては今ツアーでの“ビンゴ!”。つい去年、身内が行ってきた話をきいて、「そこってホールないの?」ときいたばかりだったから。「自力で行けばいいじゃん」てことなんですけどね。ついついツアー頼みで。だから大当たりです。
  目的は「キタニ」という家具メーカーさんのショールームで、大方には興味のない物件。もちろん高山の古い街並みも、飛騨牛も楽しみで(滋味に富んでおいしかった!)、張り切って予定を立てたのでした。

  いろいろ書きたいがインターネット環境がナンなので、詳細は後日。
  私事ですが、チケット問題に進展があり、高山で、いったんチケットを購入したあと、チケットが出てきたら返金しますよと言われました。期限付きですが。

  探すのをやめたら出てくるのでしょうか?ほんとに?と思いながら、テンポの速い「夢の中へ」をききました。
  初めて念願の高山に来れたと、今日も快調の陽水、また笑顔で逢えますように。

  


  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.The STANDARD (奥田民生)
  09 5月の別れ
  10.背中まで45分
  11.バレリーナ
  12.嘘つきダイヤモンド
  13.クレイジーラブ
  14.限りない欲望
  15.氷の世界
  16.傘がない
  
  アンコール

  17.少年時代
  18.アジアの純真
  19.夢の中へ.
  20.いっそセレナーデ     
   
 
   
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

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投稿者 きさら先 : 23:00 | コメント (8)

2008年06月14日

井上陽水コンサート名古屋

 2008年6月14日(土) 晴 
 センチュリーホール (名古屋市)18:00開演

  地震で目が覚めた。起きてテレビを見ると東北が大変なことになっているらしい。詳しい様子はわからないまま、同じ画像が繰り返されている。

  心配だけど名古屋に行かなければ。すみませんがこっちの新幹線は動いているので。準備を始めて、出る間際にチケットがない!荷物をひっくり返し、鞄も机もゴミ箱も、探したけれど見つからない。行けばなんとかなるかなぁ。
  そうそう、プロモーターさんに電話だ!と名古屋についてから思いつく。幸いじかに購入したものだから確認してもらえるやろ。ところが、金券と同じですから再発行はできません。お席は確認できたから、もう一度(別の席を)買って、空席が確認できれば、本来の席に坐ってよいと。えーーー!今月は住民税も払うのに(笑い)この損失は大きい。高山も同じくだし。前例では間際まで待てばいれてもらえるのに、世知辛い世の中になったものです。まあでも来ちゃったから。

  陽水は昨日来て街を歩き、盛りの名古屋を感じたとのこと。お話もはずんで和やかな会場。チューリップ(童謡)「車屋さん」(正確には不明}を経て黒田節(最近のカラオケの定番だそうです)が出たところで、女性が「もっとうたって」と声を掛ける。
  「みなさんには聞こえなかったかもしれないけど、いま最前列の方が、もっと歌ってと。そういうことなら」と、わが意を得たり!の陽水でした。

  実はわたしも1列目の左寄り。ステージにこんなに近いのは初めてなので、いろいろキョロキョロ見てしまう。TOKIEさんの今日のドレスは上が光沢のあるぴったりしたスリ-ブレスで、スカートがシフォンのような透け生地が何枚も重ねられたふわふわで素敵。
  今堀さんが「自然に飾られて」で弾くの、小さいけれどギターなの?ウクレレのような軽やかな音で、なんだか今堀さんも楽しそう。
  それより何より、いやぁ凄いですね、生の声が。「自然に~」の最後のスキャットをすぐ前で唄っていただいた(そう思うのは勝手ですから)ときは、もう、ここで人生終わってもいいと。ところで、あの部分は何語かなのでしょうかね。
  左に大きなスピーカーがあって、そこから電気仕掛けの声、右からは生の声が届く。ダブルで楽しめて、2枚分の元取ったかなって(笑い)。まさに魅惑の宵でありました。

  
  

  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.黒田節  炭坑節
  09.The STANDARD (奥田民生)
  10.自然に飾られて
  11.背中まで45分
  12.バレリーナ
  13.嘘つきダイヤモンド
  14.クレイジーラブ
  15.限りない欲望
  16.氷の世界
  17.傘がない
  
  アンコール

  18.少年時代
  19.心もよう
  20.夢の中へ     
  21.いっそ セレナーデ 
 
   
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

  井上陽水公式WEBサイトhttp://www.y-inoue.com/


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投稿者 きさら先 : 23:05 | コメント (13)

2008年06月02日

井上陽水コンサート2008いわき

 2008年6月2日(月) 曇り
 いわき芸術文化交流館アリオス(福島県いわき市) 19:00開演

  「いわきは3年ぶりだが、その間にこんな立派な会館ができて」と挨拶のMCで陽水も言っていたが、変貌ぶりにはほんとにびっくり。
  JRいわき駅とその周囲は大改装大開発中。3年前にオールディーズを聞いたコーヒー屋さんは見あたらない。平カニを知ったおすし屋さんは幸い健在でまたいただく。手の平ぐらいと小さいのに味が濃いのです。

  「いわきアリオス」今年2008年4月にオープンしたばかりだそうです。Art、Life、Information、Oasis、Sightseeing の頭文字でALIOS、造語なんですって。町中に幟?がはためいていて、「あんなたいそうなもの作ってどこにお金があるのか」といいながらも、「音響も何も、東京にもないほど。もう中見れるんですよ」と地元の方。誇りなんですね!アリオスという名称がもう溶け込んでいることにも驚く。言いやすい名です。C.C.レモンホールだと、こうはいかない。
  
  コンサートのついでにアリオス見よっと、みたいな方たちにまじって、あちこち覗く。アートなインテリアが素敵です。ホールはシューズボックス型というのか、まっすぐに切り立ったような壁に4階まで席がある。アンコールのとき、4階バルコニーで立ってる方を見てはらはらした。すごく高いもの。
  
  それでわかるように、そりゃあもうの大歓迎。コールも笑いも手拍子も多い。「炭坑節」の合の手もバッチリでした。「少年時代」も盛大な手拍子が続き(またろうさんまでー笑いー)立つ人たちも。こんなだといっそ爽快です。

  ここが映画「フラガール」のモデル常磐ハワイセンターの町と気づいて、陽水はしめた!と思ったに違いない。炭鉱だ!って(まったく勝手な推測です)。あの映画は最後まで観たとのこと、みうらじゅんさんに、いつも途中でやめると言われていたことを思うと、「フラガール」は光栄ですね。

  というわけで今日は炭坑節。朗々と唄われて。盆踊りの度に拡声器ががなりたてていた炭坑節を陽水の声で聴く日が来るとは!人生何が起きるかわからないです。だから楽しいのだけれど。
  
  「5月の別れ」に替わって「自然に飾られて」登場(嬉)。長いスキャットが素敵。
  ベースがメロディを奏でて、今日も「クレイジーラブ」♪月がわたしを許すなら♪ってところが特に好き。

  名取の帰りにチラッと見た白パネの最後の曲が22になっていたのが気になっていた。今日はちゃんと見たら、8曲目に「炭坑節  黒田節」という手書きの差込板が入っていた。ゲストかと思っていたら、レギュラーになっていたんですね。


  

  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.炭坑節
  09.The STANDARD (奥田民生)
  10.自然に飾られて
  11.背中まで45分
  12.バレリーナ
  13.嘘つきダイヤモンド
  14.クレイジーラブ
  15.限りない欲望
  16.氷の世界
  17.傘がない
  
  アンコール

  18.少年時代
  19.心もよう
  20.アジアの純真
  21.夢の中へ     
  22.いっそ セレナーデ 
 
   
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

  井上陽水公式WEBサイトhttp://www.y-inoue.com/


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2008年6月9日 追記

  今夜の「食いしん坊万歳」が“ひらつめがに”でした!場所は宮城県だったかな?
  平カニと上に書いているのも、それなんです。正式にはそういう名だと聞きました。“小さいが味が濃い”とわたしとまったく同じ表現だったので、ちょっと得意。(なんの頁かな?ここはー笑い)

投稿者 きさら先 : 23:59 | コメント (19)

2008年06月01日

井上陽水コンサート2008名取

 2008年5月31日(土) 雨
 名取市文化会館(宮城県) 18:30開演

  昨夜は興奮冷めやらず宿に帰り、ここに打ち込んだのだけれど、アップしたら消えてしまった。飲まず食わずの2時間が無駄に(涙)
  今日の仙台は雨はあがって曇り空。早く街を歩きたいが昨夜の心残りを片付けないと。


  仙台駅から空港へ向かう電車で約15分の杜せきのした駅徒歩8分の名取文化会館。近くに法務局や市役所や、駅そばに大きなジャスコのモールがあるが、あとは住宅地らしい。その中に出現するガラス多用の現代的なホールにびっくり。エントランスや中庭が透明感があって美しい。
  名取駅からもアクセスできて、陽水は♪名取の駅で待ってる♪と唄っていた(大拍手)。

  席はアルファベットのI列で前が通路。左寄り角度25度(笑い)という好ポジション。だが、この辺までは傾斜がないので、伸び上がってTOKIEさんの今日のドレスを鑑賞していた(グリーンの段ギャザーにブーツ。お髪は下げて)。3曲目「飾りじゃないのよ~」のときのことです。よそ見しているほほにパンチを食らったような気がして、陽水に目を戻す。それからはもう心掴まれて・・・・。

  最近の旅の友は「バッテリー」で新幹線で最終巻6巻を読み終わったところ。主人公は中学生たちだが、作者の筆力は大人をも虜にする。(あさのあつこ作 角川文庫)
  ボールを投げる、その一事にとらわれて、そのまれな才能ゆえに周りを熱くする少年の話。正確な引用ができなくて作者には失礼だが、自分でも制御できない力をボールがもつ、というふうな描写があった。そんなとき、彼はその力に抗えない。抗おうとも思わない。

  こんなことを書いているのは、唄うということにも、自然に噴出す力があるのではないかと思ったから。暴れるうたごころ、とでもいうのだろうか。
  昨夜の陽水は、そんな力に身を任せているように見えた。話は戻るが「バッテリー」のピッチャーは直球しか投げない。もちろん陽水は多彩な変化球を使いこなす。「ワインレッド・・・」は正直いってわたしには心を込めて聴く曲ではないが、低く抑えて唄われた昨夜は聴き入った。一節終わって大きな拍手が起こっていた。

  こんな夜の「バレリーナ」は当然圧巻で、靄のような光の中で唄う陽水は、何にたとえたらよいのだろうか。幻のよう。この世のものではない姿。寒気が襲う。
  照明が最後にまたろうさんを映して消えたとき、陽水が向こう側に行ってしまったような気がした。とても寂しかった。だから、「嘘つき・・・」を聴いてほっとしたのでした。

  (サーバーの機嫌が相変わらず悪い。ここまで保存できたら、途中だが終わっておこう。)

2008年6月9日 追記
  デビューの頃からの自己紹介があり、遡って小学校で“罰として”歌を歌ったお話。
  ♪いまは山中いまは浜~♪  タイトルわたしも思い出せません。
  そのほか「若いおまわりさん」も。

  「黒田節」  隣の女性が“素晴らしい!”とつぶやいていた。大拍手。

  「嘘つきダイヤモンド」のあと、TOKIEさんに何かささやく。そして、“ぼちぼち終わりですよ~”の意味のMC。次は好きな曲、と聞いて、「Just Fit」ね、と思うのが、リピーターのヤなところです。
  ところがベースが奏でるメロディは、「クレイジーラブ」!新バンドにしっくり馴染んで。

  杜せきのした駅からの道、県北から来たといわれる若い女性と一緒になった。広く県内から集まっておられるのでしょうか宮城県のみなさん、素晴らしい聴き手ですね。
  アンコールの「アジアの純真」は、陽水がメンバーに告げて演奏。手拍子から次第に立つ人たちも。
  最後はメンバーを前に呼んで、みなさん並んでご挨拶。聴衆にも拍手をされて、この心に残る宵は終わったのでした。

  01.Make-up Shadow
  02.東へ西へ
  03.飾りじゃないのよ 涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイド ホテル
  07.新しいラプソディー
  08.The STANDARD (奥田民生)
  09.5月の別れ
  10.背中まで45分
  11.バレリーナ
  12.嘘つきダイヤモンド
  13.クレイジーラブt
  14.限りない欲望
  15.氷の世界
  16.傘がない
  
  アンコール

  17.少年時代
  18.心もよう
  19.アジアの純真
  20.夢の中へ     
  21.いっそ セレナーデ 

  正しくは、08 に「黒田節」がはいり、その後ずれて22曲。(白パネの表示によると)
 
   
   Piano & keyboards 小島良喜、Bass TOKIE、Percussion 三沢またろう、Guitar 今堀恒雄

  井上陽水公式WEBサイトhttp://www.y-inoue.com/


  歌詞はこちらでお読みになれます 

投稿者 きさら先 : 11:59 | コメント (1)